VBScriptをデバッグする
単純なVBScript関数を実装する場合、VBScriptの”MsgBox”コマンドを使用してテストメッセージを表示することができます。例:
Function test(s)
MsgBox(s)
End Function
GuiXTにてVBScript関数を呼び出すには以下のようにします。
CallVBS test “Hello”
すると、画面に以下の小さなポップアップウィンドウが表示されます。
より高度なVBScript関数を開発しているとき、プロフェッショナルなデバッグツールで作業したくなると思います。Microsoftは、”MSスクリプトデバッガー”を無償で提供しています。または、独自のVB.Netコントロールの開発など、他の開発プロジェクトで必要な場合は、”MS Visual Studio”を使用することができます。お使いのPCに専用のスクリプトデバッガーがインストールされていない場合、Internet Explorerに付属しているデバッガーが使用されます。
デバッガーを使用するには、作成したスクリプト内に”Stop”コマンドを置きます。
Function test(s)
Stop
End Function
“Stop”の位置に到達すると、システムによりポップアップ画面が送信されます(この画面はインストールされているデバッガーごとに異なります)。
デバッガーを選択し(複数インストールされている場合)、デバッグセッションを開始します。
注: Internet Explorerの設定でスクリプトのデバッグを無効にしてある場合、
Internet Explorer -> ツール -> インターネットオプション -> 詳細設定
“Stop”コマンドはメッセージを表示せずにスクリプトの処理を中止し、デバッガーは起動されません。