SAP MIME リポジトリ
GuiXT バージョン2011 Q1 1より、GuiXTスクリプト、画像ファイル (gif, jpg)、InputScriptなどを “SAP MIME リポジトリ”に保存することができるようになりました。以前の SAP Web リポジトリと比べて以下の利点があります。
- MIMEリポジトリはすべてのファイルのバージョニングをサポートします。
- ファイルは整理されたフォルダに階層的に保管されます。
- 保守トランザクションSE80では、SMW0 (Web リポジトリ)よりも非常に快適に利用できます。Webディンプロやビジネスサーバページ(BSP)アプリケーションのSAPで使用されます。
- ローカルフォルダからの大量のファイルのインポート/エクスポートを行う際に使用できるツール(ABAPプログラム BSP_UPDATE_MIMEREPOS)があります。
- ファイルアクセスは、GuiXTで使用されるRFCコールに加えて、httpやWebDAVを使用できます。
- Webリポジトリではファイルアクセスに必須の汎用モジュールの “リリース”が不要です。
短所もあります。
- 各ファイルの最初のアクセスは、RFCが3コール必要なため遅くなります。そのため本番環境での使用で最初のアクセス遅延が起きないように、VerrsionNumberコマンドをご利用いただくことをお勧めします。
- MIMEリポジトリのユーザーインターフェースは、比較的複雑です。
SAPMRの使用法:SAPWRと同様です。GuiXTスクリプトとGuiXTプロファイルで、SAP Mime リポジトリのファイルやフォルダを指定できます。
例:
// GuiXT Profile
Directory1 SAPMR:SAP/BC/BSP/SAP/GUIXT
//Script
Image (toolbar) SAPMR:SAP/BC/BSP/SAP/GUIXT/ICONS/help.gif
トランザクションSE80、SAP MIMEリポジトリの画面ショット
詳細はTutorialをご覧下さい。