スクリーンエレメントと位置
スクリーンエレメント
- Fields
- Field groups
- Pushbuttons
- Radiobuttons
- Check boxes
- Table controls
- Tabstrips
- SAP controls
- Menu items
スクリーンエレメントは画面に表示されたテキストに従って各カッコのなかに名称がつきます。
例:[Translation dte] or [Account number]
画面に表示されたテキストと同じテキストを入力してください。例外は以下の通りです。
- 大文字・小文字は区別しません。(例:[Account number] は、[ACCOUNT NUMBER]や[account number]と同一とみなします。
- スペースは重要ではありません。(例:[Account number]は[Accountnumber]と同一とみなします。)
- 最後にピリオドを置いてテキストを省略できます。(例:[Translation dte]のかわりに、[Transl.]や[Translation d.]を使用できます。
- アイコンプッシュボタンに、クイックインフォのテキスト(ツールチップ)を使用できます。
フィールドとフィールドグループに同じ名称がある場合などは、オプションで、名前の前にスクリーンエレメントのタイプを指定できます。以下の種類が可能です。
- F[…] Field
- G[…] Field group
- P[…] Pushbutton
- R[…] Radiobutton
- C[…] Check box
- S[…] Tabstrip
- T[…] Table
- X[…] SAP controll (e.g. image control)
- M[…] Menu item
例:
del F[Translation dte]
pos G[First line item] (8,0)
スクリーンエレメントにテキストや注記を使用せずに対応することもできます。
- #[x,y]
- Xが行で、yが列(どちらの場合も、0から始まる)
テーブルでは名前はない: [table]または、T[table]
[Account number]など同じ名称のエレメントが2つ以上存在する場合は、最初のフィールド(左上から右下へ)は普通の名称[Account number]になり、その後に続くフィールド名称には、語尾に連続する番号が付きます。例:[Account number.2], [Account number.3]など。
名称のないテーブルが2つ以上存在する場合、最初のテーブルは[table]もしくは、T[table]になり、次に続くテーブル名称には語尾に連続する番号が付きます。([table.2] 、 T[table.2]など。)
位置
画面位置を指定するには3つの方法があります。
- (x,y) xは行で、yは列です。例えば、(4,60)の意味は、行4、列60です。数値は、特にoffsetコマンドを使用して、異なる開始位置を指定しなければ、(0,0)から始まります。xとyは、正の整数になります。2つのコマンド(imageおよびview)のみ小数(1.5,2.8)などを使用して位置を指定することができます。
- [name]位置が使用されているスクリーンエレメントを指定できます。
- [name]+(x,y)スクリーンエレメントに加えてoffsetを指定できます。それからスクリーンエレメントの位置を追加します。負の値もまたxとyで使用できます。
例:[Account number]+(1,-10): Account numberフィールドから1行下、10列左へ。
相対位置
ラジオボタンなどのスクリーンエレメントのグループをひとかたまりで移動するには、(row,column)の形式でOffsetコマンドを使用することもできます。与えられたoffsetはそれから指定されたその後に続くすべての数値座標に加えられます。例えば、下記の2つの可能性は等しいです。
Offset (10,21)
Radiobutton (0,0) “…”
Radiobutton (1,0) “…”
Radiobutton (2,0) “…”
Radiobutton (10,21) “…”
Radiobutton (11,21) “…”
Radiobutton (12,21) “…”