VersionNumber

 GuiXT 

目的
SAP Webリポジトリ、SAP Mimeリポジトリ、またはftp / httpサーバーからのスクリプトを使用すると、SAPログオンごとにWebトラフィックを1つのサーバーへのアクセス操作に減らすことができます。

VersionNumber xxxを使用して、セッションスクリプトesession.txt(e =言語キー、日本語の場合はjsession.txt)に自由に割り当て可能なバージョン番号を挿入します。ログオンスクリプトとセッションスクリプトは、ローカルキャッシュからではなく、Webリポジトリまたは選択したftp / httpサーバーから毎回新しくロードされます。これで、GuiXTはローカルキャッシュから直接すべてのスクリプトを検索します。そのスクリプトのインデックス名は、GuiXTプロファイルから収集され、選択したバージョン番号が追加されています。原則として、ユーザーがそれ以上のSAP画面を呼び出さない限り、scriptserverへのアクセスのさらなる原因はありません。一方、VersionNumberがない場合、すべてのスクリプトをSAPセッションごとに新しくキャッシュする必要があります。

注:VersionNumberは「セッション」スクリプトでのみ使用し、他のスクリプトでは使用しないでください。そうでない場合、他のスクリプトのいずれかで異なるVersionNumberがキャッシュを無効にする可能性があります。

400ユーザー、1ユーザーあたり30の異なるSAP画面、および1ユーザーあたり500のダイアログステップで、統合システムに対して次のサーバーへのアクセス操作の数を計算できます。

Ÿ  ローカルキャッシュなし:400*500 = 200,000

Ÿ  ローカルキャッシュあり:400*30 = 12,000

Ÿ  ローカルキャッシュとバージョン番号:400*2 = 800

後でGuiXTスクリプトに変更を加えてすべてのユーザーに対して有効にする場合は、バージョン番号を増やすだけです。 次にSAPが呼び出されると、GuiXTは新しいバージョン番号を読み取り、以前のキャッシュインデックスを削除して、新しいバージョン番号で新しいキャッシュを埋めます。

VersionNumberを使用すると、SAPリポジトリの以下のデータがGuiXTキャッシュに保存され、バージョン番号が増加した場合にのみ更新されます。

Ÿ  入力フィールド、オプション -dynamiclabelを使用したデータディクショナリのフィールドテキスト

Ÿ  変数 &ddic[…] を使用したデータディクショナリのフィールドテキスト

Ÿ  シンボリックオフセットを使用時のデータディクショナリ構造 例: “&V[line](BSEG-BSCHL)”

VersionNumber 0010
書式
VersionNumber string

stringには、Windowsのインデックス名に使用できる記号のみを含めるようにしてください。
できれば文字と数字だけを使用するようにしてください。

オプション
systemid= 同じシステム名(P70等)のSAPシステムが複数ある場合、キャッシュディレクトリ名の作成に使用される別の名前を指定できます。

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