さまざまなSAPの業務処理の効率化を支援
複雑なSAPの画面を業務フローに合わせて変更することができるツールです。
< 特長 >
- 複数の画面やタブのほか、SAPトランザクションを1画面に統合することが可能
- 「レコーディング機能」を利用すると開発時間を大幅に削減
- データベースの読み込みやファイルの読み込み・書き込みなども可能
インプットアシスタントの概要
インプットアシスタントは、複雑なSAPトランザクションの効率と使いやすさを向上させるツールです。複数の画面や複数のトランザクションを1画面に統合することができます。
複雑なSAPトランザクションの効率と使いやすさを向上
- 複数の画面やタブを単一の入力画面に置き換える
- 複数のステップを1つのプッシュボタンにまとめる
独自のダイアログユニットを作成
- SAPマッチコードで独自の入力項目を使用
- SAPトランザクションの自動処理、または機能単位で呼び出す
SAPテーブルコントロールをカスタマイズ
- カラム幅の変更
- テーブル幅の変更
- カラムヘッダーと表タイトルの変更
- カラムまたは行を読み取り専用に設定
- 独自のカラムを追加
- 後の処理用にセル値を読み取り
- セル値を設定
データの表示や、迅速な入力のために独自のテーブルコントロールを追加
- テーブルの定義
- 任意の数のカラムと行
- SAP検索ヘルプの入力項目
- プッシュボタンやチェックボックスタイプのカラム
- 自動スクロール(水平方向と垂直方向)
迅速なデータ入力
- ローカルバリューヘルプ
- テキスト付きの入力履歴
- 特定のビジネスタスクに対する定義済みの値の組み合わせ
ローカルPC機能
- ファイルの読み込み、ファイル選択ダイアログ
- ファイルの書き込み
- ローカルアプリケーション(ExcelやWord等)を起動し、パラメータを渡す
その他
- 独自のデータ整合性チェックの追加
- マルチレイヤーグラフィックメニューのデザイン等
簡易なオペレーションと生産性アップの実現 – 1
下記は、SAPの受注伝票登録(VA01) 第一画面です。
左側は標準画面によるオペレーションで、右側はインプットアシスタントによる簡易オペレーションの例です。
改善された内容は、以下の通りです。
- 不要な項目を非表示にする。
- 「受注タイプ」のコード入力の代わりに、実際に使用する受注タイプをラジオボタンで選択する。
- 第一画面の表示を残したまま次画面に遷移する。
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受注伝票登録(VA01) – 標準画面
受注タイプのフィールドにコードを入力します。F4ヘルプから受注タイプに応じたコードを探します。
受注タイプのフィールドにコードを入力します。F4ヘルプから受注タイプに応じたコードを探します。
受注タイプのフィールドにコードを入力します。F4ヘルプから受注タイプに応じたコードを探します。
受注タイプのフィールドにコードを入力します。F4ヘルプから受注タイプに応じたコードを探します。
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改善画面
受注タイプのフィールドにコードを入力します。F4ヘルプから受注タイプに応じたコードを探します。
第一画面を活用したオペレーションを実現します。
簡易なオペレーションと生産性アップの実現 – 2
トランザクションのフィールドが複数のタブ上に表示されていることがよくあります。このような複数のフィールドを1つのタブ上に統合させることで素早くデータを入力することができ使いやすくなります。
資産変更(トランザクション AS02)の標準画面は以下のようになっています。
赤い四角の中の項目を「一般」タブで表示したいと思います。
「固定資産税」タブ上のこの部分は削除します。
次に「不動産および不動産同様の権利」のグループボックスとフィールドは
「固定資産税」タブの上部に移動して、タブ名を 「不動産」に変更します。
「固定資産税」タブにあったフィールドが 「一般」タブに表示された。
また、「資産フラグ」と「評価理由」の2つのフィールドは、ラジオボタンで選択するように変更されている。
GuiXTの製品構成
GuiXTでは、SAP ERPの導入効果を向上させるため、
簡単な操作でオリジナル画面を開発・カスタマイズできるツール群を用意しています。